大事なこと。

2002年3月5日
小僧たちとお風呂に入ってたとき
壱太郎におもちゃを貸してあげてと
頼んだら、弐太郎にスポンジのボールを渡した。
 
そのスポンジのボールは弐太郎の口に
すっぽりと入ってしまって危ないので
「それはあーちゃんが口に入れて危ないから
他のを貸してあげて。」
というと
「やだ。」
 
最近おへそが背中の方についてる壱太郎。
また始まったよと思い
「それ食べるとあーちゃん死んじゃうんだよ。」
と言ったら
「あーちゃん死んでもいいよっ!!!」
と言う。
 
もうこうなると壱太郎はなにがなんでも
「あーちゃん、死んでもいい!!!」と言う。
意味が分かって言ってるんじゃないのも
分かってるのに私はぶち切れてしまった。
 
お尻が真っ赤になるほど叩いた。
壱太郎は泣きじゃくった。
 
私は頭にのぼった血を必死で戻そうと
努力した。
大事なことなんだからちゃんと話そうと思った。
 
大きく深呼吸して壱太郎と湯船につかり
一生懸命説明した。
 
死んじゃうともう会えなくなっちゃうんだよ。
ご飯も食べられない。
本も読めない。
壱太郎の命は大事。
弐太郎の命も大事。
世の中に死んでもいい人なんて
1人もいないんだよ。
 
とにかくいろいろ言ってみた。
でもまだ分かってはもらえてないみたい。
 
だけどこれだけは絶対に分かってもらう。
どんなに壱太郎が大事か。
その命がどんなに大切か。
それと同じくらい他の人の命も大事か。
 
そう、一番大事な事だ。

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