良い姑。

2002年11月17日
一緒に住んでると聞こえなくていいことまで
聞こえてくるもので......。
 
 
「自分で言うのもなんだけど
私ほどいい姑いないと思う。」
 
 
昨晩、聞こえちゃって。
それ以来、頭の中この一言が
ぐるぐるぐるぐる......エンドレス。
 
 
この一言の前には私の悪口があるわけで...。
 
 
 
嫌いな人から好かれるとは思ってない。
 
なら、なんでこんなに私は落ち込んでるんだ?
 
悔しい?
 
.....ちょっと違うかも。
 
 

確かに義母は一見、良い姑だと思う。
「何でも私に出来ることは言ってね。」
「夕飯の支度大変だったらしなくていいから。
私は何でもして食べるし。」

言ってはくれる。
でも実際、仕事で20時に帰ってくる人に
何を頼めるっていうんだろう?
夕飯支度しなかったら壱と弐のご飯が
ないじゃないか。
私だって旦那だって食べるんだし。
 
旦那は義母に言ってくれた。
「何でもってお前、仕事が忙しくて
何も出来ないのに言うなっ。」
 
そう、私もそう思う。
やる気がないくせに口だけは心配する。
 

「一人で大丈夫?
子供がいて大変でしょう。」
「洗い物そのままにしとけばいいんだからね。」
 
 
うん、大変です。
洗い物そのままなんです。
よろしくお願いしま〜す。
 
 
って、言えない私が悪いんだろうか?
 
義母は私が悪いと思ってる。
 
私も、そんな私も悪いということは分かってる。
 
 
 
でも、優しい言葉の裏でそんな事思ってないことが
一緒に暮らしてると伝わってくる。

洗い物始める前にため息が聞こえたり、
ちょっと子供を見てもらってるとき
テレビが見られないって子供に言ってるのが
聞こえたり。
 
言葉そのままにとって甘えたらいけない。

でもそれはかわいくない嫁なんだろう。
 
私はこんなに気に掛けて
言葉を掛けてあげてる良い姑なのに。
 
 
 
信じられない人と同じ家で過ごすのは
とてつもなく苦痛だ。
 
私も自他ともに認める腹黒だけど、
義母だってそうだと思う。
 
自覚があるだけ私の方がマシだと思う。
 
大人気ないけど、私は嫌いな人と
仲良く語り合ったりしない。
なるべく近づかない。
 
義母は違う。
「その人が嫌いな自分」に気づかない
振りをしてる。
私には嫌いな人間なんていない顔をしてる。
 
 
それが私にはとても気に入らない。
信用出来ない。
 
 
 
仲良く、何でも話し合える関係。
そんなの無理だ。

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