弐ーちゃんごめん。

事の始まりは壱太郎でした。
　
園から電話で、どーやら鼻に木の実を
つめてしまったらしい。
見ても見えないので耳鼻科に
連れていってください。
　
とのこと。
　
急いで支度してアホ息子を向かえに行くと
確かに左の鼻の穴から鼻水を垂らして
痛がって泣いている。
　
こりゃー、確実に入ってる....。（涙）
　
　
そのまま耳鼻科に行くと
学校検診のため午後の診察は4時から。
　
仕方なく一度家に戻って
お米を研いで
弐と参のおむつを変えて出直す。
　
　
受付を済ませたら4番で
こりゃ早く済みそうだと喜んでたら
やっちゃったのです。
　
順番が来て行かなきゃと
床にへばりついてる弐太郎の手を
ひっぱったら、ボキボキッと.....。
　
　
しばらく間があって泣き出した弐太郎。
　
手首を押さえて
「いちゃーい、いちゃーい！！！」
と泣き続けます。
　
参を抱っこしてたので
かがむのが大変で、つい上から
ひっぱったのがいけなかった。
　
　
参を避ける形で弐も抱っこして
とりあえず壱の診察。
　
壱が泣き叫ぶのを見て
とりあえず泣き止む弐。
　
　
壱の鼻からは
それはそれは立派な木の実が
出て参りました。
　
ついでに耳そうじまでされて大号泣。
　
　
ま、こいつは自業自得。
　
　
問題は弐太郎です。
　
　
会計を待ってる間も泣き続け、
ついに泣き過ぎて吐きました。
　
すっかり一人で子供3人を連れて歩く
自信を無くした私は
車に乗り込んだ時点で実家に電話。
　
実母に来てもらうようにして
そのまま整形外科へ。
　
とりあえず順番をとって
家に戻り、吐いて汚した弐を
着替えさせ、参におっぱいを飲ませて
実母の到着を待ちました。
　
　
電話で聞こえる弐の鳴き声が
尋常ではなかったので
実母もすぐ来てくれて
壱と参をまかせて整形外科へ。
　
　
着くとすぐに呼ばれて
診てもらったら「肘内症」でした。
　
手首でも肩でもなく肘。
　
先生が肘を持って
一回動かしただけで治りました。
　
　
子供の関節が未発達なのは
常識だと怒られるのも覚悟してたのですが
先生は「仕方がないこと。
寝返りをうっただけでなる子もいるから。」
とフォローしてくれました。
　
　
会計は500円（←市の補助がある。）だった
けど、もっと払いたいほど
先生には感謝の気持ちでいっぱいでした。
　
　
泣き叫ぶ弐太郎を抱きながら
自分もわんわん泣きたかった。
　
自分がやったことなのに。
　
しっかりしなくちゃ。
しっかりしなくちゃ。
痛いのは弐太郎なんだから。

　
一生懸命自分に言い聞かせて。
　
周りには気付かれないように。
　
　
　
弐太郎。
ほんとにほんとにごめんね。
　
気をつけます。