ハードな日。

2003年10月23日
今日は旦那が浅間神社の大鳥居の掃除を
するというので
弐と参を連れて散歩がてら
働く父ちゃんを見に出かける。
 
途中、実母を拾って行く。
 
高所作業車に乗り、デッキブラシで
掃除する父より、
鳩の方が弐太郎には魅力的だった模様。
 
父ちゃんがっかり。(苦笑)
 
 
帰りにクリームパンのおいしいパン屋に
寄って、クリームパンと五穀パン(乳なし)
を買って実家に寄る。
 
実父に「とーと(旦那)何してた?」と
聞かれた弐太郎。
 
「じーじっ、きれーった。
たかーいっ。」
 
訳”お父さん、きれいきれいしてた。
  高いとこで。
 
おぉっ、分かってたか!!!
 
 
家に帰ってきて壱をお迎え。
 
バスから降りるときに
年長さんの子が
「壱のおかあさんっ。
今日遊びに来てもいい?」
 
うーーん......。
 
返事に困ってると先生が
「リュウくんのママと壱くんのママに
電話で話してもらおうよ。」
と間に入ってくれた。
 
あぁ、良かった。
親抜きで遊びに来られるのは
ちと辛いのよー、なんて
ほっとしてたら
「壱ね、今日お友達の腕を噛んだの。
血が出るくらい思いきり噛んじゃってね。
でも、始めに悪いことしたのは相手の子なの。
壱の作った物を壊したの。」

 
ひゃ〜っ、血〜〜〜〜〜っ!!!
 
ど、ど、どうしよう???
 
「私から相手の子に謝ります。」
というと
「うぅん、大丈夫。」
と先生言ってくださったので
「申し訳ありませんって伝えて下さい。」
ってお願いしました。
 
園の方針で被害者にも加害者にも
実名は伝えずに先生が謝るらしい。
 
壱からきちんと話を聞く。
 
悪いことしたのはちゃんと分かってる。
相手の子は「りくとくん」だという。
 
りくとくんには謝って
「いいよ」といってくれたらしい。
 
 
「例え相手がどんなに悪いことをしても
怪我をさせたら、怪我をさせた方が悪い。
壱が友達に怪我をさせたって聞いて
お母さんはここ(胸)が痛い。
壱も痛いでしょ?
おかあさんのここが痛いのは
壱が大事だから。
りくとくんのお母さんも
りくとくんが大事。
大事なりくとくんが怪我をして帰って
来たら、りくとくんのお母さんも
ここが痛いよ。
絶対にしちゃいけない。」
 
親子とも涙声。
 
 
正直、被害者になるより
加害者になる方が辛い。
 
でもこれ以上は壱を追い込みかねないと
きっぱり終わりにしようとした矢先に
年長さんの「りゅうくん」から電話。
 
きちんと「こんにちは。渡辺ですけど
壱のおかあさん?」
って掛けて来た。
 
あぁ、この子の家なら安心。
 
お母さんに変わって話をする。

こちらの事情を気づかってくれて
お迎えに来て、りゅうくんちで遊んで
5時には送っていきますと言ってくれた。
 
壱、初めての友達の家だ。
 
歩いて12、3分。
 
ただし、かなりの急坂....。
 
さすがに悪いので、5時15分前くらいに
家を出てお迎えに行く。
 
参をおんぶ、歩かない弐をバギーに乗せて。
 
行きは下り坂なのでいいんだけど
帰りは上り。
 
うぅぅ、辛かったよぉ。
 
どのくらいの坂かって、
ボッコの軽自動車じゃ
20キロしか出ないくらいの急坂よ。
 
 
でも、壱太郎。
うれしかったらしく
ずーっとはしゃいでいた。
 
叱られて、辛いまま1日が終わらなくて
良かった。
 
幼稚園児のママを満喫した日だった。

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