昨日めずらしく壱が根性だして
なわとびの練習をした。
 
3回続けて飛べないと
買い物に行っても
ポケモンの指人形が買って貰えないからだ。
 
2時間を超える練習でも飛べず
体力も気力もとうに限界。
 
親も限界。
 
縄を私が持って
両足を揃えてジャンプする練習をしてるとき
壱の頭と私の顎が激しくぶつかった。
 
壱はぎゃーぎゃー泣きわめいて
「おかあさんが○△□×!!!」
 
でも私は自分の歯で唇を強打して
皮がべろーっとはがれて流血。
みるみる腫れて長さんになってしまった。
 
一気に力が抜けて
家で休んでいると
壱が帰って来て
「おかあさんが...」と
私を責めようとして止まる。
 
あきらかに私の顔色を伺い
「ぼくお母さんがぶつかって
(飛んだのはおまえだ)
痛かったけど......大丈夫。」
 
 
 
その顔を見ていて
「あぁ、もし私が壱を刺しても
許してくれるんだろうなぁ。」
と思った。
 
刺した私に
「おかあさん痛いよー。」と抱きつき、
治ったら「おかあさん大好き。」と
言ってくれるだろう。
 
 
虐待された子が親になって虐待してしまう。
 
何故、自分が辛い思いをしたのに
子に同じことをするのか?
 
分かる気がした。
 
虐待されても親を慕う気持ちは
変わらないからだ。
 
間違っていると分かっても
(虐待している)今の自分を否定することは
(虐待した)親を否定することに
なってしまう。
 
 
あくまでも私の想像。
気がする...てだけ。
 

切ないなぁ。
 
唇が痛いから余計に切ないよ。
 

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