弐太郎のボタン。

2005年5月20日
弐太郎の制服はお下がり。
 
壱の同級生のお下がりなんだけど、
(壱のお下がりは小さくて(苦笑))
お金が掛かってない分、
愛情を掛けてあげようとくるみボタンを作った。
 
「あ さ ひ」
(ひとつに一文字)

なかなかの力作で良く出来たと大満足の出来なのだけど、
くるみボタンってプラスティックのボタンと違って、
ボタンホールを滑らないものだから、
幼児には自分でボタンを留めるのは難しい。
 
でも、そのうち出来るかな〜と。
 
ま、なによりかわいく出来たので
その計算ミスは見ない振りをしていた。
 
ところが今日、園から帰って来た弐太郎は
ふと思い出したように、
「あーちゃん、『あーちゃん』って
かいてあるボタンいやなの。
自分でできないから悲しくなるの。」
 
 
その言い方があんまりかわいくて、
早速「ただのボタン」に付け替えてあげた。
 
弐太郎は大喜びで、朝一人で園服を着て出かけて行った。
 
帰って来た弐太郎は先生からの手紙を持っていて、
「ボタンを付け替えてくださってありがとうございました。
弐ーちゃん、大喜びでボタンを見せに来てくれました。」
と書かれていた。

もっと早く変えてあげれば良かったな、と思いつつ
困る弐太郎の姿を想像しては
イシシと笑う私でした。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索