靴。

2005年7月5日
スイミングから電話。
 
「あの後全てのクラスが終わってからロッカーを
探したんですが、モスグリーンのサンダルが残ってました。
なので間違って履いて帰った可能性が高いと
思うんですが、また同じ時間になって申し出がないようなら
ポップアップを作り対応させていただきますが、
それまでお待ちいただけますか?」
 
とのこと。
 
弐の靴はモスグリーンのシューズ。
 
大人が見たらあきらかに違うけど、
色が似てたから間違えたのかな?
 
ま、始めから誰かが間違えたのなら
1週間(次の授業)待たないと駄目だろうな、とは
思ってたから「はい、お願いします。」と
言って電話を切ったけど、
後からなんだかモヤモヤしてきた。
 

もし、自分の子が帰ってきて、
違う靴を履いてたら.....。

すぐに返しに行くよなぁ...なんて。

壱の水着も無くなった事があって、
2週間しても出てこなかったので新しく買ったら、
1か月以上経ってから、落とし物に届いた。

靴に名前書かなかったのは失敗だったけど、
水着にはデカデカと書いてあった。

 
毎朝、玄関で「靴....」とつぶやく弐を見ていると
ほんとに切なくなる。

持ち主の気持ち。
私は忘れないでいよう。

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