ぎゅうぎゅう。

2005年10月14日
最近の弐太郎はおしゃべりで頑固。
 
「だって、○○したいんだもんっ。」
 
の一言で全ての道理も押し込める。

その割に甘ったれも炸裂で、
マザコン道をまっしぐら。
 
こんな弐太郎に誰がした......。(涙)

いえいえ、これもきっと成長の過程。

毎日いろんな事を言い聞かせて育児に励んでおります。
 
 

壱の空手を待つ間、参も車で眠ってしまって暇だったので、
たっぷりと弐のおしゃべりに付き合っていたときです。
 
太めの弐が自分のお腹をポンッと叩くと、
それはそれは素晴らしい狸な音。
 
秋らしいね〜。
 
ついついからかったんですわ。

「弐ーちゃん、狸だったのね。
このお腹は狸に間違いないよっ。」
 
負けじと弐が、
「おかあさんのお腹もほらっ。(私の腹を叩く)
狸の音じゃんっ。(事実(涙))
おかあさんが狸なんだよ!!!」
 
最近の弐はしゃべりだしたら止まらない。
あんまり狸だとしつこいので、いじめたくなりました。
 
「じゃあ、お母さんは山へ帰ることにするよ。
狸じゃここにはいられないもん。
弐ーちゃん、元気でね。」
 
と軽い気持ちで言ったなら、
うわぁ〜〜〜んっっっ
と号泣しだして、

「おかあさんっ、帰らないでー。
やだよー。」
 
とおっしゃる。
 
ホクホクとうれしくなるけど、騙されちゃいけない。
きっと、「おかあさんいなかったら
ご飯どうしたらいいの?」とか言い出すんだ、子供って奴は。
 
「大丈夫。
おかあさん、今日ちゃんとご飯の支度してきたから、
おうちに帰ればご飯食べれるよ。
弐ーちゃんの好きな納豆もちゃんと買っておいたから大丈夫。」
 
すると弐太郎、
「弐ーちゃん、おかあさんがいないと寝れないよぉ。」
と泣く。
 
そっちかいっ。(怒)
 
「お兄ちゃんもお父さんもいるし、
おばけも来ないし大丈夫。
ちゃんと寝れるよ。」
 
 
わんわん泣きながら考えて、
もう私を引き止める理由が思い付かない弐太郎。
 
「わ〜〜〜っん。
弐ーちゃん、せっかくおかあさんのこと好きなのにー!!!」

せ、せっかくってアナタ...とは思ったものの
もう私の心はメロメロですよ。
 
「じゃあ、おかあさんが狸だって事秘密にしてくれる?
誰にも言っちゃだめだよ。
おかあさんも弐ーちゃんの側にいたいもん。
そしたらおかあさん、山に帰らなくてすむよ。」

「うん、じぇったい秘密にする。
だから帰らないでぇ〜。」
  
とひとしきり泣き終えて、
「おかあさんと弐ーちゃんは『ぎゅうぎゅう』だね。」
とほっぺにチュッをする弐。
 
ギュウギュウ?
狸じゃなくて牛?
 
なんのことはない「ラブラブ」の間違いでした。(笑)
 
 
こんな素敵なご褒美をくれる今が、
大変だけど、人生の中で一番幸せな時かもと
思える良い時間でした。

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