壱太郎消失事件。

現在、壱太郎は自分の部屋で1人で寝ている。
　
でも、いつ「怖くて眠れませーん。」と
言って来てもいいように、
ベットは買わず、キャンプ用のエアマットを敷いて、
その上に布団を敷いて寝ている。
　
「おやすみ〜」と壱太郎と別れ、
弐と参と部屋に入って本を読み、
寝静まったので、せっせと内職に励み、
あっ、電気消さなきゃ（怖いので壱は点けたまま寝てる）と
部屋を覗くと壱太郎いない.....。
　
たま〜に1人で寝るのが怖くて、
怖いってお母さん（私）に言うのが怖くて（苦笑）、
下（義母）に助けを求めている時があるので、
また下にいるのだろうと下を見に行ってもいない.....。
　
義母は入浴中。
　
義母の部屋を覗くがいない.....。
　
恐がりの壱がこんな夜遅くに1人で外に出る訳無いし、
家中探してもいないし、
義母と一緒にお風呂に入ってる....訳ないし、
大体おしゃべりの壱が起きているとしたら、
こんなに静かな訳がない。
　
　
..............壱、いない。（真っ青）

ど、ど、どうしよう？と
壱の部屋に戻り、
とりあえず窓から覗いてみるかとベットに上ると、
ムギュ........
　
　
踏んだ........。
　
　
なんのことはない、
エアマットの空気が抜けて来ていて、
壱の体が沈みこんでいたので、
すっぽり被ったタオルケットがぺったんこになって、
誰も寝てないように見えただけでした。
　
　
ほっとしたやら、アホらしいやら、
体重19キロの痩せっぽちを叩き起こしそうでした。